すっかりチューリップのシーズンは終わり、花はすべて回収しました。葉っぱが枯れるまでしばらく置いてから掘り上げです。それまでは「これはちょっと葉っぱが厚めのホスタだ、カラーリーフなんだ」と思いながら見守ります。
記録と紹介を兼ねて今年のチューリップコレクションです。
エビータフレーム
八重のはちみつミルクのような姿です。茎が長めで倒れやすいですがはちみつミルクがお好きな方ははまると思います。少し緑の帯が入ります。
キャンディプリンス 早咲きの藤色、シングル咲き。背が低めで花もちもよく完成度の高いお花でした。
ロゼアコールレアオクラータ
どこで切るのかわからない長い名前です。比較的早めに咲く原種系。GW明けには葉がかなり茶色になっているのでもう掘り上げられそうです。
葉っぱも細く華奢な印象。花季を合わせるならクロッカスとかムスカリがあうかもしれません。今年はビオラとともに咲きましたが、もちろん相性はいいと思います。
フレミングマルガリータ
とてもボリュームのある花で一番外側の花弁には臙脂色のリボンが入ります。
こちらも背丈があるので比較的倒れやすいかと思いますが、退色しても割ときれいなので切り花にはいいと思います。
赤い糸
白のふちに細い赤が入ります。最初は点線でしたが、徐々に糸は太くなっていきました。ご縁も太くなっていくといいですね。
シングル咲きなので花もちなども良好です。
バラード:手前の紫の百合咲き
いちごスター:奥の赤の百合咲き
ダンシングショー:奥の黄色の百合咲き
遅咲きの三品種は倒れることもなくとても花もちもよかったです。この3つはたぶん何度もリピートしていると思います。
チューリップらしく、華やかさもあり花壇の主役になります。
はちみつミルク:中央から左 シングル咲きで中央に黄色
乙女のドレス:最も背の高い中央の藤色 八重咲
はちみつミルクは何度もリピートしています。こちらもオフホワイトと黄色が上品なコントラストです。
乙女のドレスはかなり背の高い品種でした。ほんとにラブリーなお花です。
裏庭正面花壇が一番きれいだった時の様子です。
右手前はアネモネです。
品種によってかなり高さが違いますね。
番外編
チューリップフェアにも行ってきました。
来園した時期にもよるかもしれませんが、シルバークラウドや乙女のドレスなどの藤色系が多い印象でした。
その中でも目を引いたものをいくつか。
チャイナタウン
なんといっても葉がきれいです。いわゆるチューリップの広めの葉っぱのふちに斑が入ります。花はピンクのビリデ系で緑の帯がスタイリッシュです。
今年購入しようかな。
なごり雪
札がついていなかったのですが、おそらくなごり雪と思います。クリーム色の八重咲で花弁の先がとがった剣弁です。そのため八重咲ですがすらりとして見えます。
以上チューリップ盛りだくさんでした。
これからしばらくお休みした後掘り上げて、夏花壇の準備に入ります。