チューリップを見ると春が来たな、というわくわくした感じがします。だから童謡の主役を張るほど親しまれているのでしょうか。
春といえば桜ですが、桜は咲くともう散ることを憂いてしまい、うれしいなかにさみしさが混じります。
一方チューリップは冬の間寝ていた球根から、芽がでて葉っぱが出て、期待100%で喜べます。
色がとても多彩で形も様々なのも魅力的です。
さて、これまでにたくさんチューリップ植えましたが、個人的お気に入りもいくつかあります。
1位は はちみつミルク です。
ほかほかと温まりそうな名前です。乳白色の花びらに中央と下部にはちみつ色の筋模様が入ります。高めの部類(50㎝くらいになります)ですが茎もしっかりしているので折れにくく、花もちもよいです。しっかり期待に応えてくれます。
トライアンフ系(いわゆるチューリップの形)で定番の形ですが、模様が入るのでおやっと思わせる要素もあり大好きです。
2位 スプリンググリーン
もう世に出て20年以上たつと思いますが、いまだ新鮮な印象があるチューリップです。アイボリー花弁の中央にくっきり緑の帯が入ります。
草丈は普通程度40㎝くらいと思います。緑の帯のコントラストはほんとにおしゃれです。それだけで植えてもインパクトがありますし、ピンクやほかの色と混ぜて植えてもけんかをしません。
このような筋が入るタイプはビリデ咲といい、いくつか種類がありますが、こちらが一番リピートしています。
ちょっとぼけていますが、下の写真の奥がスプリングリーンだと思います。
3位 アンジェリケ/オレンジレディ
どっちも好きなのでまとめてしまいました。アンジェリケは低めの八重咲の人気者です。ふわふわもこもこのバラのようにも見えるなんともかわいらしい花です。オレンジレディはアンジェリケの突然変異とのことですが、よりオレンジ系の色になります。
八重咲ですが、丈が低く茎も丈夫なので折れにくいです。時々分枝して複数花咲くのでお得感があります。