とっ散らかった小さな裏庭

小さな庭を一から作ります

フェイジョアのお世話

小さな庭を作ったときに植木屋さんに植えてもらった木の一つがフェイジョアです。種類は不明ですが、たぶんアポロか何かではないかと思います。

常緑なので特に剪定をせずにいたのですが、現在こんな感じになっています。

f:id:niwaniwaniwaniwatorigairu:20210616153751j:plain

現在のフェイジョア

昨年の冬に寒さのせいかかなり葉っぱが落ちてしまい今年の新芽は枝先のみに出ているため、幹の近くはスカスカになっています。

そもそも植えてみてわかったフェイジョアのサイクルは下記のとおりでした。(北陸です)

4月 心配になるほどなかなか新芽が出ない

5月 やっと新芽が出て若葉が増える

6月-7月 花が咲く

10月 実がなる(昨年1個だけ)

12月~3月 雪と寒さのために割と葉が落ちる

 

比較的寒さに強いとは言いますが、暖かい地域に比べると常緑とはいえ葉が落ちると思います。

花が咲くのはその年の春に伸びた枝先とのことですので、3-4月ごろが剪定時だそうですので、今年はもう遅いですね。それとも実をとるつもりがなければ花の後に剪定してもいいのでしょうか?

昨年一個だけ実がなりましたが、こちらに期待するより、切ってあげた方が木のためかもしれません。

さて、私はフェイジョアなかなかうまくお世話ができてませんが、魅力のある木です。

1)花がおいしい

まず一番はこれかと。花より団子です。

エキゾチックな花が咲きますが、しっかり咲ききったときに花びらを食べるとほんのり甘くておいしいです。酸味がない分柔らかい甘みを感じられます。

 

2)成長がゆっくり目

これは美点ととるか欠点ととるかは人それぞれですが、緩やかに育ち風景を作る点ではよいところだと思います。私はそれに胡坐をかいて切らなかったので樹形が乱れてしまいましたが。。。

 

3)常緑であること

上記で葉っぱが割と落ちたと書きましたが、それでも常緑です。冬でも緑は残ります。一方、フェイジョアの葉の色は、裏が銀葉と表現されています。確かに白銀ですが、おもて面は光沢はありませんが椿のような濃い緑です。銀葉オリーブのような軽やかさとはちょっと違います。

 

4)割と花はたくさん咲く

薄ピンクの花びらに臙脂色のおしべが目を引きます。時期も春一番から少しずれるのもよいところだと思います。今年も花はたくさん咲いてくれました。

花後に不要な枝だけ落として、3月に樹形を整えようと思います。


f:id:niwaniwaniwaniwatorigairu:20210616160325j:image