小さな庭の周囲はぐるっと樹脂製フェンスで囲ってあります。裏庭でプライベートな空間にしたかったので、これは正解だったと思います。
でも本当は昔から垣根に憧れていたんです。
理想は家の正面に1m程度の高さの石積みの塀があり、その上にずらっとドウダンツツジが並ぶ垣根です。
あまり四角く整えるより、株間を空けて自然な樹形を生かして広がっているといいですね。
落葉することを考えて、土の上には玉砂利やバークなどは敷き詰めず土のままにして、自然にすみれやネジバナなんかがちらほら咲いているくらいの緩い雰囲気がいいですね。
ドウダンツツジのすずらんのような白いベル型の花、小さめで萌黄色の葉、秋の赤橙色の紅葉。どれも大好きです。冬の枝だけになっている姿も繊細です。
垣根には採用できませんでしたが、前庭に一本だけ植えました。大樹に育ってくれればそれはそれで嬉しいです。